社員紹介/加工技術課
■加工技術課
木村 健司
加工技術課では、マシニングセンタ、ワイヤ放電加工機、NC・汎用フライス、旋盤、研磨機などを使い、精度の問われる加工や複雑な形状の加工をしています。
入社当時の話になりますが、不器用な私は、ミスの連続で先輩方に迷惑を掛けてばかりでした。
それでも、上司や先輩のあたたかい指導のおかげで少しずつ成長することができ信頼して仕事をまかせてもらえるようになりました。「継続は力なり」と言う言葉がありますがまさにその通りだと思います。
担当業務
研磨を中心にフライス加工、マシニング加工をしています。
特に研磨加工に対しては、自信をもって金属や樹脂などを加工しています。
その中で求められるのが精度です。物の大きさや素材によりますが、ミクロン単位の公差が要求され、検査治具などは2~3ミクロン単位の寸法調整を行います。
1ミクロンの公差外でNGになり、作り直しになる場合もあり、集中力、工夫、経験が必要で「やりがい」があります。
仕事の難しさと嬉しさ
ウレタンゴムを切断する型の仕事で、切断面が納得する物が出来ないことがありました。
お客様立ち会いのもと、研磨で微調整をしながら、組立課の人と試行錯誤を重ね、納得するものが出来上がるまでに、朝方までかかりました。
納入日に間に合わせることができ、お客様から「ありがとう」の言葉をいただいた時は、ほっとしたのと嬉しさが重なり、すがすがしい気持ちになった思い出があります。