社員紹介/組立課
■組立課
廣瀬 直樹
私は、以前別の会社で技術営業やシステム設計、生産技術を経験し、その後、職業訓練校にてCAD/CAM科で半年間学んだ後入社しました。
入社時は機構設計課に配属され、組立図に書かれた各部品を加工するための、図面へおこす作業(図面のばらし)を2年程経験し、現在の組立課に配属となりました。
担当業務
現在は、機械の組立「前組み」「後組み」を行っています。
「前組み」では、図面通りに部品を組み立て、ユニットとしてメカニカルに動く状態にします。
その時に、干渉する箇所は無いか、ワークとの噛み合いはどうか、配線の逃げはあるか等のチェックを行います。
「後組み」では、3次元測定機にて寸法精度や公差確認の終わった工具へスイッチやセンサー等の電気部品を取り付ける作業を行っています。
また、単品加工部品の寸法チェック、外観チェックの作業も行っています。間接作業として、組立作業時に使用するねじやボルト類の消耗品の欠品管理も行っています。
仕事の難しさ
お客様の求める精度は、ミクロン単位です。
加工部品が図面通りにでき上がっていても、さまざまな条件が重なりあい、公差外となったり、上手く噛み合っていなかったりします。そんな場合、何が原因で上手くいかないのかを探し出すことが難しいです。
また、3次元測定機上で寸法公差を出す場合、なかなか数値が出ないで何回も部品を組み付けたり取り外したり、しかもその部品が重量物であったり手が届きにくい場所だったりすると、身体的にも辛いです。
組立課から見た当社の強み
当社は、お客様のご要望に応じた製品を、設計、加工、組立、配線、配管まで完全な受注生産で行っています。
人数は40人弱で、チームワークが良く、小回りも利き、短納期やトラブル時にも即応できる所が良い所だと思います。また、3次元測定機や研磨機を活用して、ミクロン単位の高精度の製品を作り上げる技術があることが強みだと思います。